店長の戯言 ①

屋久島という島は数多くの島を要するこの日本において、類稀な島のひとつ。

 

自然環境が良い…そんな言葉の枠に収まるなど到底不可能なほど、神々しさ、壮大さ、また恐ろしさ等々、どんなに大袈裟な形容詞を用いても決して見劣りする事もなく、水も、山も、木々も様々な姿を見せてくれる。

 

そしてそこに住む人々…私のもっとも興味をそそられるのはヒトである。

個人が強勢、強要される事がなく、個人の思考の元に生活し、良質なモノと不便さを理解し、ひとつひとつのモノやコト、そして時間を丁寧に費やす、現代のストレス社会においてマイノリティーとして分類される人々。

 

多くの人に共通する事…

 

「右にならえとらんやんけ〜っ!!」

「学校でならわんかったんか〜いっ!!」

…である。

 

だから面白いのである。

そんな人々の個性と戦うべく、私はそんな人々の髪を切る。

 

まさに毎回が《真剣勝負》である。

 

楽しみしかない・・・。

 

これをしに屋久島に来た。

 

胸が高鳴る、そんな日々だ。

 

以上

 

 

 

なぜに屋久島?

…大抵がこうくる。

この返答にも、この問いを投げてきた方々には、私の想いは多くの場合が届かず、語る事を避け始めるのも言うまでもない。

これは屋久島だけでなく日本全国、世界の国や地域に《移住》という選択をしてきた人々には、あるある的な問答が繰り返されてきたのだと思う。

ここでは、我々夫妻が何故に屋久島に移住し、大都会人や美容業界からすると、全くの的外れてき見解と思われる「島で美容室」を決行したのか?を強くお伝えしたい。

 

直感

 

・・・。

 

話終わるじゃんっ!!!

 

 

いやはや正にこれに尽きるのですが、次の説明をご覧頂ければ、納得して頂けるとおもう。

 

《本田家の性質 10項》

1、楽しい事をいつも探している

2、丁寧な生活をしたい

3、決してナチュラリストではないが、心持ちはナチュラル

4、やたら人に興味を持つ

5、興味のある事には全速力(勿論、美容業においても)

6、興味のない事には見向きもしない(夫のみ)

7、自分勝手である(夫のみ)

8、ぶっちゃけ流行りはどうでも良い(夫のみ)

9、尾之間温泉の虜である(夫のみ)

10、ムシに話しかける(夫のみ)

 

…ドンピシャ屋久島っしょっ!!!!

 

以上