あの人を目指して・・・

 

 

心の支えとなるもの。

 

私にも・・・妻にも・・・サロンにも・・・

 

 

iloの立ち上げにあたり、沢山の方々にお祝いの品やお言葉を頂いたのは《 旅立ちの時 》に記した通り。

 

 

この中でも、特別な思いで私からリクエストした方とモノがある。

 

私の美容師人生を語る上で、この方に出会わなければ現在の私はなかったであろう人物。

 

 

 

 

 feel  代表  村上 信一郎 氏である。

 

 

 

 

美容業界において、この名前を知らない人の方が少ないだろう人物。

 

一言で言えば・・・

 

 

ラオウである。

そしてこの方ほど、美容業界に愛されている人はいないだろう。

 

 

そんな方に私は【シマトネリコ】という樹をリクエストした。

 

 

シマトネリコ・・・私達が惚れ込み貸して頂いたこの場所、旧flowersさんの庭木として凛々とそびえ立つ樹々。この場所は樹に魅せられたと言っても良い。

 

サロンを退社する直前、村上さんにこんな言葉を頂いた。

 

失敗は宝である

人間、頑張ればなんとかなる

 

 

これは、これから様々な苦難があるという事。

そして、それでも頑張れと言っている。

 

 

 

私は、このシマトネリコをリクエストした。

観葉植物としてではなく、iloの記念樹としてあり続けて欲しいと庭先に植えた。

 

 

 

この樹と共に、成長できるように・・・

この樹と共に、挑戦を忘れないように・・・

この樹と共に、立ち上がれるように・・・

 

 

 

 

私達は敬意を込めてこの樹を

 

 

【 しんいちろうくん 】

 

 

と命名した。

 

 

iloが、しんいちろうくんと共に青々と輝き成長できますように想いを込めて・・・。

そしてこのblogが、村上さんの目に触れない事をただただ祈るのみ・・・

 

 

 

マジで。

 

 

 

以上

 

 

 

 

世界にたったひとつのモノ

 

 

我が父《忠臣》率いるホンダ家には、『プレゼント』という言葉は皆無である。

 

 

バースデーパーティーなど1度として開かれたこともなく、

クリスマス・イブなど『肉じゃが』すら出てくる始末である。

 

 

そんな私たち兄弟は一度として疑問に思った記憶もなく、母から聞いた、父は洋物が嫌いという言葉で納得するような出来た子達なのである。

 

 

 

そういえば・・・巨人の熱狂的なファンである父は、何故かクロマティには罵声を浴びせていた。

 

 

そんな構え方しとるから打てんのじゃっ!! 』・・・と。

 

駒田にも同じような罵声を浴びせていたが・・・。

しかし種田には、巨人ではないので特別の関心は持たなかったようだ。

 

 

 

 

 

話は逸れましたが、それくらい父の存在は絶大であった。

 

 

そんな父から先日いきなり『贈り物』が届いた。

 

 

 

・・・。

書である。

 

 

うちの父は腰を故障してから、社会人野球を引退し、自宅で何故か書道に青春を注ぎ始めた。

暇さえあれば書いていた。

それはそれは、1時間以上かけて専門店に紙を買いに行くほどである。

 

 

ふと思う。

そういえば、何かを買ってもらった記憶がない・・・。

 

 

そして私も、プレゼントを買って贈るのが好きではない。

贈るのであれば作って贈りたい、書いて贈りたいと思う。

大切な人に送るのであれば、『世界に2つとないもの』を贈りたいと思う。

 

 

ここ最近、色々なものが見えるようになったように感じる。

それを父は教えたかったのかもしれない・・・

家族の主人になって、オーナーになって初めて気づいた今日この頃である。

 

この父からの書もまた、先日の来島(※父 来たる参照)を経ての私へのエールなのであろう。

 

 

本当にありがたい。

 

世界でたった一つのもの・・・贈り物とはこうあるべきである。

 

 

 

 

でもさ父さん・・・

 

 

 

 

これなんて読むのさ・・・。

 

 

 

以上

Y氏、来たる。

 

最近、涙脆くなってまいりました。

 

つい先日、feel時代のY氏ご夫妻が来島、ご来店頂いた。

 

 

もう気づけば10数年のお付き合い。

 

不思議なもので美容室とは、

 

 

 

 かみをきる  】

 

 

 

これだけの目的の出逢いから、5年、10年、15年・・・『信頼』と言う言葉を柱に、所変わっても応援し続けてくださる人がいる。

 

美容室は、気に入らなければ行かなければ良い。

来なくなったとしても余程の縁がない限り、東京等の大都会では2度と逢う機会なんてない。

関係性としては非常にドライな場所である。

 

 

なのに・・・東京から屋久島。しかも馬鹿高いGW。しかも1泊2日。

 

 

 

あざ〜〜〜っす!!!

 

 

 

美容師をしてて本当に良かったと思う瞬間である。

実際ね・・・当日、仕上げのチェックカットしてる時、寂しくて仕方がなかったですよ・・・涙もろいんですよ・・最近。

 

 

前夜の食事も・・

早朝の散歩も・・

温泉に行く時に偶然出会った時も・・

美容室に来た時も・・

そしておかえりになる際のハザードの5回点滅も・・

ア・イ・シ・テ・ル」・・?

さすがY氏、ドリカムのそれ、中学生でもしないぜ。゚(゚´Д`゚)゚。

 

話はそれましたが、楽しかったですね〜♫

私達夫妻の大好きな屋久島、大好きな場所、そして大切な大切なサロンをY氏に紹介出来た事、本当に嬉しくおもいます。

美容師とお客様以上』の関係を感じた今日この頃です・・。

折角の出逢い。可能な限り多くのお客様とこんな関係を築きたいものです。

 

 

今やコンビニの4倍とも言われる美容室。

手に職と言うが、その離職率は3年間で72%とも言われている。

 

〈平成27年度 3月末現在〉

美容師数 496,697人

美容室件数 237,525件

 

 

おそろしや〜っ♫

この中で生き残るの大変だ〜・・・と思うでしょ?

意外とそうでもないのですよ♫

 

 

 

印をつける

 

 

 

誰が切ったのか、お客様の記憶に鮮明に残る印。

 

流行りの頭切ってえ〜

流行りのカラーしてえ〜

流行りのコテ巻きしてえ〜

お客様のご機嫌取ってえ〜ってもね、約500000万人がそれしてるの気づかなきゃ!!

 

と思う。

 

要はお客様の心に、『はぐれメタルの剣』を突き刺せばいいのです。

はがねの剣では効きませんです。はい。

はぐれメタルの剣、せめて『ドラゴンキラー』くらいまでレベルを上げましょう。(※ 人生のテーマ3部作 ③参照)

 

 

 

『アマチュアは

度肝を抜かれて

ファンになる 』   by ほんだ まさゆき

 

 

 

 

最後に・・・

 

「屋久島に行くから」と言って頂いたお客様に、小学5年(男子)バージョンでメッセージを送らせて頂きます

 

 

 

 

ぜってえ〜来いよな〜っ!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

以上