屋久島に移住し、日々、様々な人達との触れ合いがあり、日に日にお友達が増える【小学一年生】状態である。
ここで少しだけホンダ マサユキについてお話せざるを得ない。
ホンダ マサユキとは、自他共に認める【ずるい立ち位置】にいつも籍を置く、生まれつき幸運、しかも省エネで生きられる男である。
クラス、部活、バイト、職場・・・なぜか黄金時代と呼ばれるメンツに恵まれ、スパーサブの2番手としての立ち位置。
決して『主』ではない。
そしてスーパサブの”2番手”という所が肝である。
なんの責任もなく楽しいだけなのに、それなりの立ち位置を用意される・・・まさに
・・・である。
もちろん次男坊でもある。
総店長として旗を振っていたfeelにおいても「ホンダシフト」なるものさえ許される始末・・・いや、許されると思っていた。
この立ち位置には、全てにおいて【キーマン】がいる。
やっと話が戻るが、この屋久島においても様々なキーマンにお会いし、いわば順調な訳だが、屋久島においては些か厄介な人物と仲良くなってしまった。
ここではK氏としてだけお伝えする。
私の美容室の床を貼ってくれたK氏だが、スルスルと人を巻き込む話術とあの笑い声に皆が騙される。
良くも悪くもK氏のおかげで私の屋久島生活が慌ただしくなってきたのは言うまでもない。
【40歳バレー】
40歳以上しか入れないバレーボールサークルである。
そして私は40歳。
中には全頭白髪の方もいる。しかもこの人たち、メッチャ飛ぶ、普通に上手い。確実に僕よりも・・・いや多分アナタよりも。
にしも40にしてlebel1。
40歳にして体育以来、初めての経験に近いバレーボール。初心者というよりも生まれたてといったほうがしっくりくる。
基本的には勧められた事はやってみるタチな私は、アレヨアレヨと彼の術中にはまり、チーム『迷球』の初練習に到着して3分で入部、グループラインにも参加、2日間の練習後、いきなり宮之浦で行われる大会に出場・・・
ちょちょ、ちょっとK氏落ち着ちつこう!
僕、lebel1だからっ!メラさえ使えないのに、いきなりバラモス戦かいっ!!!
ま〜そんな言葉は彼の耳は入らない事も、彼と過ごした数分で理解できたので、言ってはみるものの半ば諦めもあり参加してみた。
めちゃめちゃ楽しいやんけ〜っ!!!!!!!
10番、1番、99番(刑務所の中ではない)めっちゃカックイイやんけ〜っ!!
4位に終わった今大会、決勝戦を観戦した私・・・
そんであの盛り上がりを傍目で見てる、やりたがり次男坊の私は、来年はあの決勝の舞台で、
「せ〜のっ、やったーっ、やったーっ」
をやる。そう誓った。
巻かれてみるものだ。
大会を終え、戦場を後にするK氏の背中に勇者を感じた。
K氏、ありがとう。
余談ではあるがK氏の奥方はやたらとベッピンさんである。
あの話術と笑い声で今に至るのだと思った今日この頃です・・・恐るべし。
以上。