とても読みにくいテーマにしてみました。
本来は、美容室と家具。
これでは、個と個になってしまい【と】と言う文字では繋がりきれないので、ひらがなでくっつけて見たらこんな始末。
今回はそんなエピソードである。
先日、友人Y氏にショーケースをオーダーした。
このショーケースをオーダーするにも、彼の感じる私のサロンの雰囲気や私の表現したいイメージを話し合い、最初から最後まで、あ〜だこ〜だ言ってた訳です。
このチーク材の入手時から彼の興奮状態は見てとれ、金具一つ一つにもイカしたアンティーク金具をわざわざ取り寄せ、何かにつけてテンションが上がっているY氏。
これが私の求めていた事。
『作り手の想い』
モノ造りとはこうでなくてはいけない。
これは私の考える仕事のスタンスでもある。
私のカットは誰よりも上手い〜っ!!!
※ 味皇さまです。
なんて事はま〜ない。
cut技術においては世の重鎮達には到底及ばない。
が、誰よりもお客様1人1人に向き合い、提案し、提供してる・・・つもり。だから、
私が切らせて頂いたお客様は他の誰が切るよりも素敵〜っ!!!
と思っているし、僕が誰よりも嬉しい。
モノ自体に価値はない。
作り手の想いが価値になる。
私はそう考えている。
使い続けていった未来、
アンティーク家具になるのか・・・
リサイクル家具になるのか・・・
はたまた粗大ゴミになるのか・・・
全ては作り手の想いひとつ、そしてそのモノとヒトとのストーリーひとつなのではないだろうか?
彼は納品日も大切に、本当に大切に納品してくれた。
彼には最高の家具に仕上がったのだろう。
しかし最高と決めるのは実は・・・私である。
彼にはこういった。
『このショーケースが目に触れる度に、ホッコリ幸せな気分になるね♬』
出来栄えは私の想像を超えていた。
優れたものは家具に限らず人を幸せにする。
両者の最高があって初めて最高になる。
私も彼も、きっとまだまだ未熟。
プライドなんてプの字も語れないし必要とさえしない。
想いが一方通行の事だってきっとある。
ただ未熟の中にも想いだけ、楽しさだけ、情熱だけはきっと誰にも負けない。
もし・・・『プロフェッショナル』の取材オファーが来たら、Y氏も出演、お願いしよ〜っと♬
通行人としてだけど・・。
びようしつとかぐ
以上